公文書がますます闇に葬られるなか、
うさの購読しているブロクに面白い記事があったので紹介。
ブログの筆者が述べているように、
『〜また、これだけの立場、経験のある方達が、かなりの本音を公式文書で語っていることも珍しいでしょう。日本の問題点の一端が理解出来るのではないでしょうか。』
www.financepensionrealestate.work
特にうさがいつも気になっている日本の問題点を一番筆頭に述べてあった。
坂根氏の辞任コメント
『しかし、この国では、特に地方の金融機関がこういったリスクマネーの供給者になりえず、当面は官の資金でリードするしかない。しかし、資金以前の問題として、この国がグローバル規模の最先端の成長産業に対する知見、目利き能力、投資ノウハウに劣っていることへの取組みが第一歩と思っておりました。
〜しかし、今回の混乱の根本原因が日本型の最終決定権者が不明確なボトムアップ意思決定プロセスにあったとすれば、』
問題の核心をコンパクトに指摘する。
こういう能力の高い人が本来トップにと、うさは思う。
仮にトップがこのような能力がなくとも、少なくとも聞く耳をもち、
理解できる人がいい。
さらに、
2番目の冨山取締役の辞任コメント
『〜て、当初、論点になっていた報酬の問題だけでなく、広範な事項について後から覆されるリスクが高いガバナンス実態、意思決定メカニズムになっていることが露呈しました。世界的なリスクキャピタルの競争の舞台は、法的な適正手続きや約束事への信頼、そしてその前提で自らの能力と裁量でスピーディかつ果敢に職務遂行し、その結果に対する厳しい成果評価に規律され処遇されるプロフェッショナリズムへの信頼で成り立っています。しかし、今回の騒動の経緯、それが公知となっている状況に鑑みるに、JIC と言う投資機関はそうした法的安定性や信頼度が低い、あるいはプロフェッショナルな投資スタイル、処遇スタイルの実現が難しい組織であると言う見方が、日々、世界的に強まっていく事態となっています。』
日産の事件を機にますます日本の司法あり方が世界から注目を浴びている。
このような当事者の本音が記載された公文書が、
ネット&Blogがあったおかげで、
うさは目にすることができた。
もし、なければその存在すら知ることがない。
わざわざ、官報を見に外にでることはない。
このような賢い人がいることが知れたし、
このような情報がうさでも知ることができたので、
ほんの少しは希望があるかもしれない。
初のホワイトハウスへの署名。
どきどきした。😅