2019年9月18日中日新聞 夕刊1面
『過酷避難「原発事故は人災」東電旧経営陣3人あす判決』という記事があった。
記事には「原発事故の刑事責任が認められるか否か、息をのんで見守るのは、事故後の避難で両親を失った福島県広野町の女性だ。「裁判所は、亡くなった犠牲者と遺族の苦しみに報いる判決を言い渡してほしい」と願う。』とあった。
うさも同じ思いだ。
しかし、判決は・・・。
この判決に関して解説動画を見つけた。
郷原信郎氏:大規模事故には現行の業務上過失致死傷罪は不十分 原因究明と再発防止に両罰規定の導入を - YouTube
現行の司法の問題点もわかってきた。
けど、記事の女性を思うとそれでもなっとくがいかない。
『無罪でも消えない責任』という記事で、
大きな声があがっていた。
大きな声の最後の一文にあるように、
「社会は事故を容認して原発を受け入れてきたわけではない。事故を招いた組織や社会の構造を残したままでは、失敗が繰り返される。そもそも私たちの手に負える発電技術なのか。法廷で明らかになった事実も踏まえ、考えていかなければならない。」
うさも考えていこうと思う。